日本の労働市場現状
日本で就職活動をする留学生の皆さんにとって、日本企業がなぜ外国人を採用したいのかを知っておくことは、就職活動においてとても役に立つでしょう。皆さんもすでに知っていると思いますが、日本企業が外国人を雇う一番大きな理由は労働力の不足、つまり少子高齢化です。現在の日本の人口は約1億2000万人( 120 million )ですが、2050年には1億人(100 million)まで減ると予想されています。これにより、労働人口も大幅に減ると予想されています。少子高齢化による人材不足は社会に大きな影響を与えており、アルバイトでの人材不足による外国人の採用や、ITや技術職での優秀人材としての外国人採用なども増えてきているのが現状です。
日本企業が留学生を必要とする理由
日本企業が外国人を採用する理由は、労働力不足以外にもたくさんあります。
この記事では大きく3つ紹介します:
- 優秀な人材の確保:企業が国籍に関係なく優秀な人材を求めて採用活動を行った結果、外国人を採用したというケースです。これは日本人よりも外国人のほうが優秀だと判断する企業が増えていることを示しています。留学生の皆さんにとってはうれしいニュースですね。
- 社内の活性化、多様化:ビジネスがグローバル化している今、企業が成長するためには社内の多様化、グローバル化がとても大切な要素です。この点から、外国人採用に力を入れる企業が増えてきています
- 海外事業の開拓、拡大:日本企業の海外進出の際に、語学能力に優れた留学生を日本と海外との仲介役として、採用する企業も増えています。また、観光業にかかわる企業なども外国人採用に力を入れています。
留学生ができること
外国人を採用する日本企業の多くが、外国人留学生にある程度の日本語能力を求めています。
調査によると、日本企業は外国人を採用する際以下のような日本語力を求めています。
<外国人に英語能力がない場合>
- 25.9%の企業がビジネス日本語能力テスト(BJT)J1レベル以上
- 40.6%の企業がJ1レベル程度
<外国人に英語能力がある場合>
- 20.5%の企業がJ1レベル以上
- 38.6%の企業がJ1レベル程度
とかなり高い日本語能力が求められます。日本で働こうと思っている皆さんにとって、日本語能力テストや日本語能力試験を取得することは不可欠です。
まとめ
現在、留学生を採用する日本企業が増えています。就職活動をするときには十分に情報を集め、企業に対してアプローチをするようにしてください。
とは言っても、情報を集める、企業研究をするのは大変ですよね?そんな人はぜひjimomin.workの就職アドバイザーに相談してください!あなたのこれからのキャリアについて一緒に考えましょう!