雇用形態(こようけいたい)とは、企業とそこで働く従業員が働くための契約を結ぶときの採用種類のことです。雇用形態には様々なものがあります。例えば、アルバイト、正社員、契約社員などです。これから日本で働こうと思っている人にとって、日本にどのような雇用形態の種類があるのかを知ることは、これからの可能性を広げたり、より自分に合ったライフスタイルを見つけることにもつながるでしょう。そこでこの記事では、雇用形態の種類、メリット、デメリットを紹介します。

雇用形態の種類

雇用契約 ( Employment Agreement ) には大きく分けて2種類あります。「正規雇用」と「非正規雇用」です。正規雇用は一般的に正社員と呼ばれる雇用形態です。これは会社と直接結ぶ契約です。非正規雇用は、正規雇用ではない雇用形態です。大きな違いは、非正規雇用は期間が定められていて、また福利厚生も受けられません。

雇用形態ごとのメリット、デメリット

正規雇用、非正規雇用にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

正規雇用（正社員）

メリット

・安定した雇用が約束される
・退職金がある
・昇給昇格がある
・福利厚生や研修が充実している

デメリット

・フルタイム勤務である
・残業が必要な時がある
・転勤や業務の変更がある
・業務以外の活動がある場合がある

非正規雇用

メリット

・自由な働き方ができる
・副業ができる
・転勤がない　など

デメリット

・雇用が不安定
・研修や教育制度がないことが多い
・昇給昇格がない
・退職金がない

また、福利厚生が受けられないのもデメリットの一つでしょう。

雇用形態には様々な種類があります。それぞれメリット、デメリットがあり、雇用形態により待遇が違います。仕事を選ぶ際には、雇用形態をよく調べ、どれが自分のライフスタイルに合っているかなど、しっかり確認をしましょう。