内定とは何か?
日本で就職活動をしている皆さんは、内定という言葉をよく聞くと思います。しかし、この内定という言葉の意味を正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。応募した企業から「内定をもらう」ということは、その企業があなたを採用したいという意味です。つまり、内定をもらえば、あなたはその企業で働くことができるということです。
内定通知
内定の通知のしかたは企業によってさまざまで、電話などの口で言う場合や、メールなどの文章の場合、面接の後に伝えられる場合、改めて企業に呼ばれる場合などがあります。その後メールまたは手紙で内定通知書が届きます。この通知書には労働条件通知書(Working Condition Notification)など、大切な書類が入っています。必ず読んで、賃金などをもう一度確認しておきましょう。また、内定は承諾する必要があります。内定を受ける、つまりその企業で働こうと決めた場合は、電話やメールで企業に伝える必要があります。
誓約書(a written pledge)の提出
内定をもらった後、企業から誓約書(a written pledge)の提出を求められる場合があります。入社の意志がある場合は、なるべく早く提出しましょう。しかし、まだ他の企業の選考が続いている場合は、提出期限まで待ってもいいですが、提出が遅れることを事前に企業に連絡しておくことが必要です。また、複数の企業から内定をもらったことを想定し、事前に優先順位を決めておくことも大切です。
内定を辞退する
2つ以上の企業から内定をもらった場合は、内定を辞退する必要があります。企業も採用のためにたくさんの時間や労力を使っています。失礼のないように謝意(お礼の気持ちやおわびの気持ち)をもって辞退する意思を伝えましょう。
留学生のやること
留学生の皆さんが日本で就職するとき、今持っている在留資格である「留学」から「在留可能な在留資格」(仕事にあった在留資格)に変更する必要があります。在留資格の変更には審査があり、審査には1~3か月くらい時間がかかりますので、在留資格の変更が入社までに間に合うように早めに準備を始めておきましょう。また、多くの日本企業では、入社をする日=大学を卒業した年の4月です(2022年3月卒業の場合は22年の4月入社)。企業によっては、入社する4月までに内定者懇談会(ミーティングのようなもの)や内定式(内定者のためのセレモニー)、研修会などの行事を行う場合があるので、入社までのスケジュールを確認しておきましょう。
内定が決まらなかった場合
内定が決まらなかった場合でも、在留資格を「留学」から「(継続就職活動のための)特定活動」に変更することで、大学卒業後でも最大で一年間、就職活動を続けることができます。
留学生の皆さんにとって、日本での就職活動はとても難しいものでしょう。たとえ内定をもらったとしても、内定後にもいろいろな手続きがあります。せっかくもらった内定を無駄にしないよう、するべきことをきちんと確認することが大切です。
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