履歴書でよく見る志望動機って何?日本の就職活動で応募先の企業が特に見るのが志望動機です。新卒、中途問わず履歴書で必須項目として書く所です。この記事では志望動機の概要や書き方などを教えていきます。
志望動機とは?
志望動機は応募先の企業で働きたい理由を伝えます。他社ではなく、なぜこの企業に応募したのかを説明する事で、その企業への志望度や企業への理解度が分かります。志望動機を通して、自分の熱意や関心を応募先の企業へ伝える一つの方法です。
志望動機の書き方
履歴書の志望動機欄のサイズにもよりますが、200文字〜300文字で書くのが良いです。企業にもよりますが、採用担当者は多くの履歴書を読む可能性が高いので、短く書いた方がいいでしょう。さらに、文字数が多すぎると、アピールしたい事が伝えにくくなり、熱意が欠けていると判断される事もあります。
志望動機を書く前に、自己分析をするのはもちろんですが、応募企業をリサーチするのも大事です。その企業独自の強み、商材、サービスの魅力、経営方針などを研究することで、その企業への入社意欲を明確に伝える事ができます。
下記の構成を参考にすると、志望動機が書きやすいでしょう。
- なぜその業界に興味を持ったのか
- なぜその企業を選んだのか
- その企業で何をしたいのか
- その企業でどのような貢献ができるのか
志望動機の具体例
業界別に新卒用の志望動機の具体例を紹介します。参考にしてみてください!
①宿泊業界
日本での留学を通じて、日本のホスピタリティの素晴らしさに触れ、その温かいおもてなし精神に感銘を受けました。これにより、宿泊業界でのキャリアを志す決意を固めました。貴社の理念に共感し、グローバルなお客様に最高のサービスを提供することができる環境で、自分の語学力を活かして貢献したいと考えています。トリリンガルとして、多様なお客様のニーズに対応し、心に残る滞在を提供することで、貴社の発展に寄与したいと強く思っています。
(208文字)
②IT業界
私は留学生として日本での生活を通じ、多文化理解と適応力、柔軟な問題解決能力を養いました。これらの素質は、急速に変化するIT業界での仕事において重要な要素であると考えています。異なる文化や考え方を持つ人々と協力し、効果的にコミュニケーションを図ることで、チームの多様性を活かし、革新的な解決策を導き出すことができます。貴社の先進的なプロジェクトに参加し、留学生として培った適応力や多様性の理解を活かして、貴社の成長と発展に貢献したいと強く願っています。
(224文字)
③飲食業界
私は留学生として日本での生活を通じ、多文化理解や適応力、コミュニケーション能力を養いました。これらの素質は、多様なお客様と接する飲食業界で特に重要であると考えています。日本の食文化に深い興味を持ち、その魅力を海外の方々にも伝えたいという思いがあります。貴社の店舗で、異なる背景を持つお客様に最高のおもてなしを提供し、心に残る食事体験を創り出すことで、貴社のブランド価値を高めるお手伝いができると確信しています。柔軟な対応力と多文化理解を活かし、貴社の発展に貢献したいと強く願っています。
(243文字)
*注意*
複数の企業に応募する場合、同じ志望動機を使いがちですが、避けましょう。応募先の企業をよく調べて、なぜその企業に興味持ったのか、またその企業でどんな仕事がしたいのかを具体的に説明する事が大事です。
まとめ
この記事では志望動機の重要性と書き方を説明しました。志望動機は就活において重要なステップです。自己分析と企業研究を得て、志望動機を構築し、熱意持って伝える事で、面接に繋げることもできます。
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