jimomin運営会社の株式会社アドリンク代表取締役 上治にプロジェクト発足の経緯についてインタビューしました。
Q1. アドリンクはどのような会社ですか?
アドリンクは現在地域を多方面からアップデートするというミッションを掲げて三つの事業を展開しています。
- 地域の多言語化をサポートするインバウンド対応サービス
- より地域を便利にする地域のスマート化サービス
- 地域の人材不足を解消するグローバル人材の紹介サービス
1. 地域の多言語化をサポートするインバウンド対応サービス
インバウンド対応の総合サポートサービスでは、翻訳や通訳を始め、Webや動画・紙媒体の多言語制作、SNSの運用やインバウンド受け入れのセミナー企画などを通じて、インバウンド観光の流行に必要な地域のグローバル化をサポートしています。
2. より地域を便利にする地域のスマート化サービス
地域のスマート化サービスでは、コロナ以降必要になった地域のデジタル化であったり、情報発信のあり方を変えるようなサービスを提供しています。
3. 地域の人材不足を解消するグローバル人材の紹介サービス
グローバル人材の紹介サービスでは地域の人材不足を解消する外国人人材と地域の魅力的な企業をマッチングするようなサービスを提供しています。
Q2. jimomin.workを立ち上げようと思ったきっかけは?
2020年のコロナの影響で、メイン事業であったインバウンド対応のサポートサービスは大半を休止せざるをえなくなりました。それをきっかけに、弊社に在籍していた外国人スタッフの仕事も激減しました。自社スタッフ向けに翻訳などの仕事を提供するメディアの立ち上げがサービス開始のきっかけです。また、以前からクライアントさんから海外進出や社内のグローバル化にあたって、優秀な外国人を雇用したいがなかなか難しいという声も聞いていたので、ここに一つ可能性があるなと感じていました。
これまで、弊社で採用してきた外国人スタッフは述べ200名を超えています。その経験や知見を活かして、人材という面で地域産業の活性化に貢献するようなサービスを開始したいと思って、たどり着いたのが、このグローバル人材の紹介サービスになります。
Q3. jimomin.workのミッションと提供サービス
jimominのミッションは「外国人と企業が理解し合い働く環境の実現」です。外国人向けの情報発信メディア「jimomin.life」とグローバル人材就職支援サービス「jimomin.work」を通じて、外国人が日本でより快適に過ごせるサポートを提供しています。
企業側へは、外国人採用の基本知識や入管手続きに関するセミナーを定期開催し、外国人採用の理解を深めるサポートをしています。外国人向けにはいつでも無料で受講できるセミナーやイベント、交流会、キャリアカウンセリングなどを提供しています。
今後は、弊社独自の評価制度により、一定の基準をクリアした人材が参加できるインターンシッププログラムも実施していく予定です。
Q4. 魅力と今後の展望
弊社が大きなテーマとして掲げる「地域活性」は自分たちのアイデアで地域を活気づけていくことです。加速する日本の人口減少と超高齢化社会の課題解決策の一つとして、jimominが提供するサービスは地域の企業にとって今後より必要なサービスで、日本の地域活性化に繋がるものだと考えます。
将来的には、海外に住む外国人が日本に来る前にjimominを利用して、日本語や日本企業の文化を学習することで、日本に来た際に正確に評価される仕組みを作ることができたらと考えています。日本で働きたい外国人にとっても、地域の企業にとっても、可能性を拡げることのできるサービスを目指していきます。